今日は暑かったですね。こんな日はトンスルの水割りで一杯やりたいですね!

さて、このあいだの続きですが・・・

日本のゲーム業界は課金や完全版商法が蔓延しソーシャルゲームという名のクソゲーで市場があふれかえっているという話をしましたが、それとは別にゲーム業界衰退の原因は国産ゲームのガラパゴス化にもあると考えています。

ガラパゴス化とは、平たく言うと閉ざされた環境の中で独特の進化を遂げた結果、国際的な競争力を失ってしまうことを言います。

詳しくはウィキ参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4%E3%82%B9%E5%8C%96



個人的に日本のゲーム業界がガラパゴス化しはじめたのはSONYの初代PSくらいからかなって個人的に思います。
ちょうど、プリレンダレイングムービーが流行りだした時ですね。

プリレンダリングムービーとは予め別の機器で作成したムービーを収録してゲームのイベントシーンで流すアレです。

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上がプリレンダリングムービーで下が実際のゲーム画面です。
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これは討鬼伝ですが、最近のゲームはグラフィックが格段に向上してるので、ムービーと実際のゲーム画面では、そこまで差がなくなってきています。

最近のゲームだと、SAOホロウフラグメントがムービーシーンとの違いわかりやすいですね。

PVやCMを見て「スゲェ!!グラフィックめっちゃ綺麗じゃん!!」って買ったのにいざプレイしたら、アレ・・・こんなグラだっけ?ってことがよく起こります。PS時代のあるあるですよね。
俗にプリレンダ詐欺と呼ばれるヤツです。

プリレンダリングムービーの火付け役はスクエア(現スクエアエニックス)だと言われています。
もともと、スクエアはグラフィックには強いこだわりがあり、そのハードのスペックの限界を目指していたといわれてました。

スーファミ時代はロムの容量の問題で予め作成したムービーシーンを入れるということが出来ませんでした。
なので、CMやPVのグラフィック=実際に操作するときのグラフィックでした。なのでプリレンダ詐欺というのは起こり得ませんでした。

しかし、媒体が光ディスクになり、容量が格段に増えました。
当時の力を持っていたスクエアの坂口さんはハリウッド映画に強い影響を受けており、ゲームの進化の方向性を映画に見出していました。

坂口さんはゲームクリエーターとしてさまざまな功績も残しましたが、今の氾濫するいわゆるムービーゲーやレールプレイングゲームを作り出した張本人でもあります。

当時、ゲーム業界では名の知れた坂口さんでしたが、その後、映画『ファイナルファンタジー』でギネス級の損害をスクエアに与えてしまったために、会社を追われる事となります。
坂口さんについては、また別の機会に詳しくお話したいと思います。

話が戻りますが、本来のゲームの目指すべき方向は映画ではなく、ゲーム内での疑似体験、バーチャルリアリティだったのです。

ゲームの中という仮想現実で現実世界で出来ないことをより自由にリアルに経験する。
ゲームの中の世界で自由にアバターを作り、時に悪人を演じてみたり、勇者をやってみたり、何でも出来る。
たとえば、GTAシリーズやFO3、スカイリムなどですね。

本来これこそがゲームの醍醐味であったはずが、日本ではハードの進化に伴い予め用意されたキャラクターでただストーリーを追って綺麗なグラフィックを眺めるだけ・・・という映画的コンテンツに進化してしまったわけです。

はっきり言えば、ゲームでしか出来ないことをやるからゲームとしての価値があるのであって、映画に類似した事をするなら映画でよい。そういうことになります。

本来の意味での古典的ゲーマーはJRPGを離れ洋ゲーに流れてしまった大きな原因のひとつだと思います。


クソゲー事情③につづく:クソゲー事情③ ターン制RPGは時代遅れ